ハイタカ(静岡市麻機遊水地)
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4ヶ月ぶりに晴天の探鳥会。全天候型探鳥会を標榜する全国でも稀有(?)な会に、きょうは藤枝市だけでなく、吉田町、島田市などから10人が参加。快晴を喜ぶメンバーの見る気!満々の【気】が鳥を呼び寄せたのか、ここでは初見のカンムリカイツブリがお出迎え。
続いて、こちらも初見のハジロカイツブリ。赤い目とお尻がカワユイなあ。
池の中の島では、カワウが尾羽を立てて抱卵している。
林間では、コゲラが食事中。
途中、アシナガバチの小さな巣を発見。
最高気温は10℃の予想だったが、ツミ?とノスリのバトルや、多数のヒメアマツバメ、イワツバメなどを観察しながら参加者もご満悦。
最後に、ユリカモメ群とゴイサギに見送られながら、来月の雪模様かもしれない探鳥会への参加を誓い、帰途に着いた。
きょうも〝杖つきKS女〟は人一倍元気だった。
確認できた鳥は、オナガガモ、マガモ、カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、バン、オオバン、アオサギ、ゴイサギ、カワウ、ユリカモメ、カワセミ、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、コゲラ、ジョウビタキ、キジバト、ヒメアマツバメ、イワツバメ、ハシボソガラス、トビ、ノスリ、ツミ? 鳴き声のみ アオジ、ウグイス
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ゲスト講師は日本雁を保護する会会長の呉地正行氏。
演題は「甦れシジュウカラガン!アジアの空へ」。
静岡県ではシジュウカラガンはもちろん、マガン、オオヒシクイ、オオハクチョウなどは、なかなか観察できないため、とても興味深い内容だった。
また呉地氏自身、東日本大震災の被災者で、自宅が倒壊寸前とのことで、最大震度を記録した宮城県栗原市若柳の自宅周辺の壊滅的近況も講演された。
佐藤昌彦支部長が「激動の大震災と野鳥観察の重要性」について挨拶。
8期17年にわたり、支部長を務めた三宅隆前支部長に慰労の感謝状が贈られた。
二次会は「御殿場線ぶらり旅クイズ」が盛況で、クイズ作成探鳥会を敢行した普及指導部も感激。
恒例(高齢メンバー)のジーバーズ演奏も大好評!(?)
光モノで応援してくれる「オッカケ」ファンも。
手作りモノを含む、会員が持ち寄った貴重な商品のフリーマーケットの売上は、雁を保護する会に全額寄金された。
2012年も多くの探鳥会を主催し、参加し、元気に望年会に臨むことを皆で誓い、心地よく閉会した。
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