1964年12月に35人で創立した静岡支部。静岡市出身で東邦大学名誉教授の長谷川博さんが「200羽から5000羽へ アホウドリの再生を目指して」を講演した。国の特別天然記念物アホウドリの世界的に著名な研究者とあって、県内外から多数の聴講者が集まった。
長谷川さんが設置したデコイの効果で、伊豆諸島・鳥島の「新コロニーにおりたアホウドリの若鳥と親子」。
「クロアシアホウドリの求愛ダンス」。
鳥島から小笠原諸島の聟島(むこじま)に移送され繁殖したヒナ。
〝その昔、羽毛が目的で捕らえられ絶滅しそうになったのは、名前のアホウドリが原因のひとつでは、だから『オキノタユウ=沖の大夫』に改名するのはどうか〟…と長谷川さんは提案する。
来賓として祝辞を述べるバードウォッチング歴50年、東京在住の高橋成彰さん。

挨拶する佐藤昌彦 静岡支部長。
質問する聴講者。

最近は会員の高齢化が目立つが、沼津支部の16歳女性など若い聴講者も多く、活気があり、有意義な講演会だった。
掲載された「静岡新聞の記事」。
会員幹事の朝倉久美子さんがデザインし、素敵に仕上がった「記念のバンダナ」。
記念講演会の後の懇親会にも大勢が参加。
長谷川博さんと親しく会話でき、おおいに盛り上がった。
懇親会で乾杯の音頭をとる北海道在住の柴田匡敏さん。
お祝いの言葉を述べる南富士支部の影山秀雄 支部長。
長年にわたり支部長の要職に就いた前静岡支部長の三宅隆さんが〝想い出〟を語る。
50周年記念バンダナをデザインした朝倉久美子さんが〝作成秘話〟を披露。
かつて静岡支部の歌として歌われていた1965年の舟木一夫〝はやぶさの歌〟。
片田大さんの音頭で皆で歌う。
静岡ライチョウ研究会の朝倉俊治 会長が、〝絶滅危惧種の保護と再生〟について、長谷川博さんと対談。
〝児童文学と鳥〟について話す望月正子さん。
花嫁募集中!の静岡市立日本平動物園 山本幸介さんが〝ゾウ飼育の楽しさ〟などを語る。
片田大さんお手製の全員参加する楽しいゲームで盛り上がる。
大石久子さんと長野修治さんが懐かしい話しを披露。
松永俊乃さんが〝居合いと鳥〟の意外な関連を身振りで示す。
Photographs by Sano and Shitara, Written and Master of Ceremonies by Shitara.