浜松の実家に帰省する東京の方と浜松から参加の母親、10歳の少年親子など初参加の方を含め、藤枝市、島田市、焼津市、静岡市から19人が穏やかな池畔を歩き始めた。
ユリカモメが多数。
オナガガモ♂♀。
カイツブリ多数。
エメラルドグリーンの目と嘴元の黄色が鮮やかなカワウが、まさに飛び立つ。
アオサギは羽をなびかせ、気持ちよさそうに佇む。
コサギが浅い池底の泥をかき回して、餌の小魚を啄む。
バンは赤と黄緑色の嘴と、黄緑色の足がきれいだ。
オオバンには弁足(べんそく)がある。弁足は水掻きでなく、足指の両側に付いている弁膜で、カイツブリなどにもある。潜水したり、泳ぐのが得意なのも、この弁足のおかげだ。バンにはない。
プラタナスの実が青空に映える。
プラタナスは学名で、スズカケノキ(鈴懸の木)で総称される大木だ。
10時の気温は9℃。
厚着してきた老齢の参加者も、ジッパーをだんだんとおろし始める。
紅梅が咲き始めた。
香りが芳醇だ。
林間にはイカルの群れ。
ツグミも沢山。
精悍な顔の猛禽モズ♂。
富士山は暖冬で冠雪が少ない。
山からは、高草山、虚空蔵山(こくぞうさん)、駿河湾、伊豆半島が一望できる。
ユリカモメが池畔に群舞している。
睦月とはいえ、穏やかな日に、遠方から初参加の方を迎えて、大勢で観察する充実した探鳥会だ。
見た鳥は、
マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、ゴイサギ、バン、オオバン、ヒメアマツバメ、ユリカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シメ、イカル 番外:ドバト 以上38種。