途轍もなく暑~い!藤枝市蓮華寺公園探鳥会 2016年8月20日(土)
吐く息の方が冷たいくらいだ…嗚呼。
蓮は、花が枯れた後に実をつける。花托の形が蜂の巣に似ていることから、「蜂巣(ハチス)」と呼ばれていたものが変化して、「蓮」といわれるようになったとされている。紀元前3000年のインドでは、松の実やクコの実と同じように健康食品として広く利用されていた。また、古代中国では、皇帝への貢物とされていた記録も残っている。日本でも弥生時代の地層から蓮の実が発見されるほど古くから親しまれており、今でも精進料理に欠かせない食材の1つ。
蓮の実は、でんぷん質が豊富で、ビタミンB1、カルシウム、カリウム、食物繊維も含まれていて、これらの栄養素によって、「蓮子(レンシ)」という名前で、古くから婦人病や自律神経を整えるための生薬として利用されてきた。ビタミンB1はすべすべ肌と疲労回復効果があり、カルシウムは骨と筋肉を強くする。カリウムは高血圧やむくみを予防、食物繊維は便秘の解消となる。
こんなに暑くても、フクラスズメの幼虫は元気にカラムシの葉を食べる。
今日は猛暑の中、〝苦行〟のような探鳥会だったが、参加者が12人、自然の魅力を再認識した。
観察した鳥は、カルガモ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、スズメ 番外:コジュケイ、ドバト 以上10種。
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