9月に引き続き雨、雨人間は誰だ?雨にもかかわらず、藤枝市、島田市、焼津市、静岡市から11人が参加。2回目参加の藤枝市の小学6年女子と母親はレインスーツに防水双眼鏡と完璧な雨対策。さすが、「全天候型探鳥会」に参加するだけあって、〝雨の日は鳥が近くでよく見ることができる〟ことを理解して参加してくれている。パチパチ!
歩き始めると、カワセミが出迎えてくれた。
猛スピードで飛ぶ。
♂の個体がジャンピングして餌を捕獲しようと、水面を見つめる。
2羽いるようなので、もう1羽は♀か?
孤高のハシビロガモが遠くで泳ぐ。
オナガガモもやって来た。
散歩する人が餌をあげるのか、池畔を歩くとオナガガモなどが寄ってくる。
カルガモもハスの間をさまよう。
オオバンも水草を食べて、年中蓮華寺池にいて、渡らない個体もいる。
カワウが行儀よく並んでいる。
一応、雨ははじいているようだが…。
アオサギが置物のように佇む。人間とツーショット写真も撮れそうだ。
コサギが餌を狙っている。
ゴイサギ成鳥がハスの中でくつろいでいる。
幼鳥の〝ホシゴイ〟も結構大きい。
気温は19℃。探鳥会日和になってきた。もっと寒くなれ!
雨の中をゆったり歩くのは〝非日常〟がひとしおで、とても気持ち良い。
樹木の上にはモズ。百舌鳥というだけあって、いろいろな鳴き声を楽しませてくれる。
ハシブトガラスにも、たまには登場してもらおう。
樹木の中ではジョロウグモ♀が巣を張る。横糸はネバネバで獲物を捕獲、縦糸はその補完。
樹木の下の草叢にはハクセキレイ。
植物に目を転じると、ツリガネニンジンが可憐に咲く。
クサギに実がついている。
ヨメナも健気に咲く。
アキノタムラソウも繁茂している。
確認できた鳥は、カルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、コサギ、アオサギ、オオバン、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヤマガラ、ヒヨドリ、ハクセキレイ 番外:カワラバト 以上18種類
11月は冬の使者がやってきて、赤い鳥、渡りの小鳥などを見ることができるか?…楽しみだ。