オオヨシキリ・コアジサシ！藤枝市蓮華寺池公園探鳥会 2018年6月16日（土）

８３歳で初参加の藤枝市の女性がバイクに乗って、ステッキとマイカメラをもって来てくれた。島田市から初参加の男性を含む１７人が歩き始めた。

コアジサシが優雅に舞う。水中にジャンピングして餌を捕獲すると巣に持って行く。飛ぶ姿が美しい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Photo by S.Masuda）

何年振りかで観察するオオヨシキリ。「ギョギョシ、ギョギョシ」と鳴くことから「行々子（ヨシキリ）」は夏の季語として、多くの俳句に読まれている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Photo by S.Masuda）

カルガモの雛１羽が親鳥の横に佇む。数羽生まれた雛も、カラスや蛇、アオサギ、猫などに食べられてしまったようだ。

羽を傷めて北へ帰らなかったコガモ。

こちらも、北へ渡らなかったオオバン。

カワウがずっと抱卵している。

山にはヤマガラ。

キビタキの声に負けじと、メジロが囀る。

水を替え春に綺麗になった池も、ハスとスイレンの葉が茂ってきた。

スイレンの花。

クロイトトンボ。

コフキトンボ。

アメンボウ。

気温は２２℃、湿気はあるが涼しい。

今日は副支部長の伴野さんが静岡から参加したので、昆虫観察をじっくり行った。ラミーカミキリ。カラムシなどイラクサ科の植物の葉を食べる。

オジロアシナガゾウムシ。

交尾中のコフキゾウムシ。

ハチの仲間。

キハダカノコ。

セマダラコガネ。

キアヤヒメノメイガ。

コガネムシの仲間。

キリギリスの仲間。

赤ちゃんカマキリ。

頂上の若王子古墳で休憩。

蝶々もたくさん。ベニシジミ。

ヤマトシジミ。

羽が傷んだジャコウアゲハ。

焼津市の虚空蔵山の肩越しに、駿河湾と伊豆半島を遠望できる。

花も盛んだ。ナツツバキ。

サフランモドキ。

コバノカモメヅル。

毒を有するワルナスビ。

タブノキの実。

ヤマユリ。

ネジリバナ。

いろいろな種類のアジサイが色鮮やかだ。

ナラタケ属のキノコ。

マムシグサの実。まだ熟していないので緑色。

マメガキ。

ネムノキの花。

最後に、島田市の藤本さんが水槽に入れて見せてくれた、京都産のカブトエビとホウネンエビ。

確認できた鳥は、カルガモ、コガモ、カワウ、ダイサギ、オオバン、コアジサシ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ツバメ、ヒヨドリ、サンショウクイ、ウグイス、オオヨシキリ、メジロ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ　番外：カワラバト　以上２0種類。

鳥は少なかったが、昆虫と植物観察を堪能できた。

次回の７月２１日（土）はどんな生物を観察できるか楽しみだ。