コアジサシ!雨の藤枝市蓮華寺池公園探鳥会 2021年6月19日(土)
「全天候型」探鳥会なので、雨装備の21人が藤枝市、島田市、焼津市、御前崎市、静岡市から参集。小学3年の双子の男子と両親も、アウトドアライフに慣れているのか、傘をささずレインスーツのみで初参加。
絶滅危惧種のコアジサシ2羽を雨の中に発見。♀と思われる1羽はブイにとまり、♂が餌を運んで来てくれるのを待つ。
飛翔しながらダイビングして小魚を捕まえた♂が、健気にも♀のところに餌を運んで来て、喜ぶ♀。(撮影:藤本宏さん)
嘴から嘴に器用に受け渡す。愛し合うカップルか。(撮影:藤本宏さん)
体力の消耗が激しいのか、なかなか小魚を捕まえられない♂を待つ♀。
目の前で繰り広げられる「自然のショー」を、参加者は堪能した。
池にはシベリアなどに帰らないコガモ♂が、ハスの葉の上で遊ぶ。
♀も一緒にいる。
気温は20℃だが、雨合羽を着て、観察しながら歩いていると蒸し暑い。
ハスの花が咲きだした。
スイレンの花も。
ジャカランダの花が初めて咲いた。
ノウゼンカズラ科の落葉高木で、紫雲木(しうんぼく)という和名を持つ。鳳凰木、火炎木と並んで、世界三大花木のひとつとされている。
ハンゲショウが花を咲かせている。
名前の由来は、半夏生(7月2日頃)に花を咲かせる説と、葉の一部が白く変化する様子から「半化粧」とする説がある。
ナツツバキの花も見頃だ。
いろいろな色の、いろいろな種類のアジサイも季節の花だ。
ハスの葉の上にたまる雨水が美しい。
時折強く降る雨の中でも、自然観察は楽しい。
静岡市からやってきたボーイスカウトの指導員は、スケッチに興じていた。
観察した鳥は、カルガモ、コガモ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、オオバン、ホトトギス、コアジサシ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ 番外:コジュケイ、カワラバト 以上24種。
次回の7月17日(土)は、どのような自然を観察できるか楽しみだ。
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