2022/12/7-9オオハクチョウ成鳥4羽と今日のヒクイナ・カワセミ・イカルなど冬鳥がようやく来た!藤枝市蓮華寺池公園探鳥会 2022年12月17日(土)
まず、12月7日から9日まで、24年ぶりにオオハクチョウ成鳥4羽が飛来したことを報告しよう。(撮影:設楽弘美)
家族のようだが、若い個体は首が灰色だ。
12月7日午後に飛来し、9日午前に出立したとのこと。
増田支部長の記録によると、蓮華寺池には1998年12月に幼鳥が入って以来とのことで、実に24年ぶり。散歩する大勢の市民が驚きながら観察していた。
来年も蓮華寺池を思い出して、小さな池だけど飛来してくれることを願う。
さて今日は、島田市から初参加の女性など、御前崎市、島田市、焼津市、静岡市、藤枝市から28人が参加。
早速、ヒクイナを発見。
植物のヨシが刈り取られてさびしいと感じていたが、観察には最適。
緋色の顔・胸が鮮やかだ。
営巣の記録もあり、ずっとここに居続けてほしい。
続いて、カワセミを発見。
小魚を採っては盛んに食べる。
嘴の下側が赤色なので、♀だ。
たくさんのユリカモメが出迎えてくれた。
夜間、幻想的にライトアップされるオブジェとユリカモメたち。
ヒドリガモ。
オナガガモとオオバン。
オナガガモ群れ。
カイツブリも元気に泳ぐが、採餌のためによく潜る。
別の島にはゴイサギの群れ。幼鳥のホシゴイ。
コサギの群れがいる島も。
見ごろの紅(黄)葉の中で観察。
気温は9℃だが、観察しながら歩いているとポカポカしてくる。
山にはイカル数十羽の群れ。
エノキの実を食べつくす勢いだ。
嘴の黄色が鮮やかだ。
鳴き声の〝聞きなし〟は、「おきく にじゅうし(お菊さんは24歳)」。
奈良の斑鳩(いかるが)の里は、昔イカルがたくさんいたところから名づけられたらしいが、当時のイカルが、この鳥かどうかはわかっていない。
コゲラ。
シジュウカラ。
藤枝は暖かいので、今まさに紅(黄)葉が見ごろだ。
今回は特別に、若王子古墳群の一番上から、観察者を観察しよう。
皆、ヒクイナ、イカル、カワセミなどを観察して、満足気味の様子。
焼津市の高草山、花沢山、虚空蔵尊、駿河湾、伊豆半島がスッキリと遠望できる。
池はハス葉が取り除かれ、綺麗だ。
富士山が霞んで見える。
蓮華寺池の景色の一部になった「とんがりぼう」もにぎわっている。
観察した鳥は、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、コサギ、ヒクイナ、バン、オオバン、ユリカモメ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ビンズイ、イカル、アオジ 番外:ドバト 以上34種。
次回の来年2023年1月21日(土)は、もっとたくさん冬鳥を観察できるか楽しみだ。
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